【カテゴリ】こどものお話し
こんにちは、学園前アップルデンタルクリニックです(^^)/
前回の続きを更新します。
妊産婦健診についてです☆
1 歳:(前歯を使った手づかみ食べについての事前指導)
上下乳前歯が生えたら、一口量の調節と食材の物性の認知を学習するために、手づかみ食べで前歯を使って噛み取る経験を指導します。
乳臼歯がまだ生えていない時期から歯槽堤で噛む動きを練習し、第一乳臼歯が上下噛み合ったら臼歯で噛む硬さの食材を指導します。
1 歳6 か月、2 歳:(乳臼歯の萌出期についての事前指導)
幼児食を通じて食べ方が発達する時期にあたり、噛まずに丸飲みしたり、食物を噛もうとせず口の中に溜めている等が見られるときには、与える食物の硬さ、大きさ、粘性などの食物形態を臼歯の萌出程度に合わせて工夫するよう指導します。
前歯で噛み切らずに口に吸い込んだり、押し込んだりする食べ方は、窒息の原因になるため、特に危険が伴う食べ方として注意するよう指導します。
3 歳:(乳歯列完成期の咀嚼についての事前指導)
乳歯列が完成する3 歳以降になると、口に入れる食物の硬さや大きさ、粘性に応じて、生え揃った乳歯でよく噛んで唾液と混和して、充分に味わえる食べ方ができるよう指導します。
4 歳、5 歳:(五感が満たされる食べ方についての事前指導)
就学までの幼児期後半は、通常の食物なら大人と同じ形態のものが食べられるようになりますが、
大人より噛む力が弱いため、同じ食物を食べるには噛む回数を多くする、一口量を少なくする、などの食べ方の工夫をするよう指導します。
早食い、丸飲み、食べ過ぎを防ぐ噛む食べ方の習慣化の必要性と、よく噛むことで少量でも満足感が得られる五感を意識した食べ方を指導します。
食具を使って、自立した食べ方の機能を学んだり、集団の場で他の人と協調して食べることを通じて、よく噛んで食べる食べ方のマナーを身につけ、食事の持つ広がりと楽しさ、食物のおいしさを経験できる食環境をつくれるよう指導します。
歯・口腔の事故や外傷予防わが国では、不慮の事故が子どもの死亡原因の上位となっています。
子どもは発達とともに活動的になっていきますが、乳幼児は転びやすく、その結果、歯・口腔に外傷を負うことが多くあります。
発達過程でどんな事故が起こりやすいのかを知っておくことは、歯・口腔の外傷を予防する上で大切です。
目を離した瞬間の誤嚥時の事故も頻発します。手にしたものをすぐに口に持っていくこともあります。
タバコや薬、先の尖ったものなどを出したままにしないようにしましょう。
子どもは口にものを咥えて歩くことがあります。転倒によって歯・口腔の外傷や、重大な事故を起こすことがあるので要注意です。
と、ここまでです。
小さなお子様は目が離せません(T-T)
特に兄妹がいるご家庭では、上の子のおもちゃの誤飲や、食べてはいけないおやつなど様々な注意が必要です。。
しかし、大切なお子さまから目を離さないという事は、日常的にどうしても難しいので、何か起こった時にどう対処するか、?を日頃からイメージトレーニングしておくことが大切ですね。。
それではまた更新します♪
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