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学園前アップル歯科・おとなこども矯正歯科の院長の三原広吏です。
歯並びは
姿勢や食べ方、飲み方、舌の位置などが関わっているというお話を以前しましたが、
その中の『姿勢』は妊娠中からも重要です。
というのも
赤ちゃんは、子宮の中で育ち、成長しますが
子宮を支えているのは、骨盤です。
骨盤は、たくさんの骨が合わさってできており
大きく、3つの骨から形成されており
寛骨、仙骨、尾骨になります。
寛骨は、さらに腸骨、恥骨、坐骨という骨に分かれています。
その骨盤を支えているのが、骨盤底筋という筋肉です。
戦前や、戦後間もない時期は
スマホやパソコンもなかたため、農作業や外での仕事や育児がメインでした。
農作業は、腰を掲げめて中腰で行います。
洗濯は、外で桶などを使って手洗いなので
中腰になり、いわゆるうんこ座りをすることになります。
この、中腰の「うんこ座り」が、骨盤底筋や体幹を鍛えることになり
骨盤底筋を鍛えることで、骨盤の形が安定します。
骨盤の形は、「子宮」の赤ちゃんの姿勢を決めるので、
妊娠中の赤ちゃんの姿勢が、頭の形や首、顎の成長にも影響します。
本来、赤ちゃんは子宮の方では頭が下で手足を丸めているのが理想的な形ですが、
妊娠中の子宮が狭かったりすると、丸まることができず、
場合によっては、反ってしまったりすることがあります。
そうなってしまうと、出産後の原因不明の夜泣き
哺乳障害(哺乳瓶や母乳を飲んでくれない、あるいはうまく飲めない)
反り返りなどにつながり、
将来の側湾症などにもつながってしまいます。
反り返りや、側湾症になると、歯並びにも影響してきて、
顎がうまく育たないために歯並びがガタガタになってしまう恐れがあります。
そうならないためにも、
妊娠中(理想は妊娠する前からの身体づくり)からの骨盤ケアで
しっかり骨盤底筋を育てる、鍛えて胎児(赤ちゃんの環境)を整えて快適なベッド(子宮)で寝かせましょう。
そうはいっても、
妊娠中はつわりがひどかったり、食欲も不安定になったりします。
気持ちの部分もやる気が起きなかったりもします。
理想と現実は異なり、思い通りにいかないことのほうが多いですが、
こういったことを知っているか知らないかは全然違います。
知っていたら、もっとやっていたのにという後悔がないように、
ぜひ、妊娠中から骨盤ケアをしていってくださいね。
骨盤ケアのやり方は、当院に月2回来ている助産師がお伝えさせていただいています。
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