【カテゴリ】むし歯
こんにちは、学園前アップルデンタルクリニックです。
前回のむし歯の段階の続きを更新します。
神経を抜くのは、「C3」の虫歯
「C1~C2」なら神経を保存できますし、「C4」なら神経はすでに死んでいます。
したがって、神経を抜く治療が必要になるのは、「C3」の虫歯です。
歯髄が虫歯菌に感染すると、「歯髄炎(しずいえん)」という炎症を起こします。
「C3」の虫歯が歯髄炎になると、もう健康な状態には戻りません。
歯髄を助ける方法はないのです。
この場合、「炎症を起こした歯髄を取り除いて、歯だけでも保存する」という治療方法を選ぶことになります。
虫歯以外の理由で神経を抜くこともある?
「虫歯が原因で神経を抜く場合」を解説してきました。
しかし、中には虫歯以外の理由で神経を抜くケースも存在します。
重度の知覚過敏(ちかくかびん)
冷たいもの・甘いものを食べたり、歯ブラシが接触したりしたときに痛みが走る症状を「知覚過敏(ちかくかびん)」と言います。
重度の知覚過敏で、ほかの治療で改善が見られなかった場合、神経を抜くことがあります。
歯の亀裂
歯が割れてしまい、神経の通っているところまで亀裂が入った場合は、神経を抜きます。
神経を取り除き、内部を無菌化する必要があるからです。
そのほか、歯牙移植(歯を他の場所に移植する手術)のときなども、神経を抜いて内部を無菌化しなくてはなりません。
今日はココマデです。
このようにむし歯が進行すると、最悪の場合歯を抜く選択をしなければならない事や、治療が長引いたり、痛みを伴ったり、治療費用もかさばる事から良い事はありません。
ですので、早期発見早期治療の為にも検診をお勧めしています(^^)
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