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こんにちは
学園前アップル歯科おとなこども矯正歯科の院長の三原広吏です。
最近の子どもを取り巻く環境は非常に恵まれていますよね。
スクラッチプログラミングやブロック線図、マイクラ(マインクラフト)、フォートナイトなど、いまの子どもたちは“考える力”を育てる環境に囲まれています。論理的思考、空間認知、瞬時の判断力——
これらは、まさに脳を使うトレーニング=脳育です。
ところが、残念ながら、身体を育てる環境は
衰退の一途を辿っています。
それは、デジタル機器(スマホやタブレットなど)の弊害でもあります。
みなさんは、脳育はしているけど、口育はされていますか?
これからの時代、子どもの教育で「差」が生まれるのは
『お口』です。
身体をしっかり育てたか、賢くなる土台である『お口』を
しっかり育った子供が経済的にも、精神的にも豊かな人生を送ることができます。
私たちスタッフは「脳育」だけでなく**口育(こういく)**を大切にしています。
口育とは、歯並びだけでなく、呼吸・舌の位置・噛む力・飲み込む力といった“口の機能”を育てることです。
その「お口」を育てるトレーニングのひとつが「舌トレ」です。
歯並びを左右する大きな要素は、舌の安静位置です。
正しい位置は、上あご前歯の少し後ろにあるスポット(切歯乳頭部付近)。ここに舌先が軽く触れているのが理想です。
舌が下に落ちている低位舌や、飲み込むときに舌が前に出る舌突出癖があると、上顎の発育が妨げられ、叢生(ガタガタ)や上顎前突、反対咬合の原因になります。
そこで重要になるのが、MFT(口腔筋機能療法)=舌トレです。
舌筋、口輪筋、頬筋などの口腔周囲筋のバランスを整え、正しい嚥下(えんげ)や鼻呼吸を身につけます。
これは単なる矯正治療ではなく、“機能の再教育”です。
私たちはAI時代の新しい育児観として、「口育」に力を入れています。その代表的な取り組みの一つが**舌トレ(ぜつトレ)**です。
姿勢が悪いと集中力が続きにくいように、口呼吸や低位舌が続くと、酸素供給量が不安定になり、発音や滑舌にも影響します。口は“第二の呼吸器”とも言える重要な器官なのです。
どれだけ脳を鍛えても、呼吸や嚥下の土台が整っていなければ、本来の力を発揮しきれません。まさに、プログラミングで言えば“OSの設計部分”にあたります。
子どもの大切な舌機能は、実は赤ちゃんの0歳までにほぼ方向性が決まるといわれています。授乳姿勢、哺乳様式、抱っこの仕方、鼻呼吸の習慣などが、その後の顎顔面発育に影響します。
そこから機能的に調整するには、ある程度の努力が必要です。
中学生であればまだ可塑性が高く比較的改善はしやすいですが、高校生になると骨格の成長がほぼ終わっているため、より難易度は上がります。
だからこそ、早期の気づきと介入が重要です。
当院では、年齢や発育段階に応じてプレオルソやマイオブレースなどの機能的矯正装置を用いながら、舌トレを併用しています。
4〜6歳の乳歯列期は、顎の成長方向を整えやすい貴重な時期です。このタイミングで
✔ 正しい舌のスポット
✔ 鼻呼吸
✔ 口腔周囲筋のバランス
を育てることが、将来の歯並びと健康の安定につながります。
ゲームも、勉強も、プログラミングも大切。
でも、その土台となる“呼吸と口の機能”を見直すことも、これからの時代には欠かせません。
AI時代だからこそ、「口から育てる」という選択を。
お子さまの舌の位置、今一度チェックしてみませんか。
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