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こどもの歯とお口の成長Q&A

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こどもの歯とお口の成長Q&A

大切なお子さまの歯とお口の健康についてのよくある疑問や質問を成長段階に分けてご紹介します。どんな些細なお悩みでも構いませんので、気になる事がありましたらご相談下さい。

おなかの赤ちゃん

Q1、妊娠中のお腹の中の赤ちゃんはいつ歯ができるの?
赤ちゃんの骨や歯は、妊娠初期に作られはじめますので、お母さんのお腹の中にいる時にすでに歯が形成されるのです。
赤ちゃんの顎の骨は胎生6週頃から、乳歯は胎生7週頃作られ始めます。
Q2、妊娠中に赤ちゃんの歯、お口に良い食事ある?
お母さんから栄養をもらいながら成長していきますので、歯の形成に必要な良質のタンパク質やカルシウム、リンなどの無機質、ビタミンA、Dなどが不足しないように栄養バランスを考えた食事をとるようにしましょう。
【歯に必要な栄養素】日本小児歯科学会より引用
歯の基礎をつくる たんぱく質:あじ、卵、牛乳、豆腐
歯の石灰化を助ける カルシウム:ひじき、チーズ、しらすぼし
リン:米、牛肉、豚肉、卵
歯の表面のエナメル質をつくる ビタミンA:豚、レバー、ほうれん草、にんじん
歯の象牙質を作る ビタミンC:ほうれん草、みかん、さつまいも
カルシウムの代謝や石灰化に影響 ビタミンD:バター、卵黄、牛乳
Q3、妊娠中に気を付けること
妊娠中多くの妊婦さんが、つわりを経験します。軽いつわりで済む方、重度のつわりで食事を摂る事が出来ない方もいらっしゃいます。
その中で歯ブラシをする事ができない方もいますが、妊娠中の歯磨きこそ、とても大切です。妊娠時はエストロゲンとういう女性ホルモンが多量に分泌される様になります。
エストロゲンが歯肉溝(歯と歯ぐきの境目)から流出してくるとそれを大好物としている歯周病菌が増えてきます。
その菌が増加する事によって、歯茎が腫れたり、歯茎から出血したりすると「妊娠性歯肉炎」が起こる可能性が高くなりますので、歯磨きは妊娠中に気を付ける事の大事な項目です。

出産〜新生児

Q1、授乳の仕方で歯並びに影響する?
母乳が出る時期は母乳での授乳をおすすめします。理由は、母乳での吸い方と哺乳瓶での授乳の仕方に違いがあるからです。ざっくり言うと、哺乳瓶の授乳は、舌を動かして飲んでいるのに対して、母乳は上顎と下顎を上下運動して動かしているので顎の成長や咬筋などの噛む力につながります。哺乳瓶は、舌を使って『吸う』イメージなので将来大人になったときの飲み込み(嚥下)にも影響してきます。
Q2、抱き方が歯並びに影響する?
抱き方頚椎などに負担がかかると口呼吸や不正咬合(乱食い歯、出っ歯など)の原因になります。赤ちゃんの背骨はCカーブといってカーブを描いているので、そのカーブに合わせた抱き方(丸抱き)をおすすめします。縦抱きは、背骨がまっすぐになり背骨に負担をかけてしまうため、顎の位置が変わり、その影響で歯並びや呼吸に影響してきます。
Q3、寝かせ方で気をつけることは?
新生児期は、Cカーブを意識して、枕などを使用して頚椎がまっすぐにならないように気をつけましょう。硬い布団や枕を使用しないとCカーブを意識しようと向き癖がついたり、呼吸に影響して、睡眠が浅くなり無呼吸症候群の原因になることがあります。

6ヶ月

Q1、歯が生えてきたら気を付けること
生え始めの乳歯は虫歯になりやすいため、親御さんの細心の注意を持ってケアして下さい。赤ちゃんの歯が生え始めたときに「歯の一部に薄い黄色や茶色に見える所がある」というよくあるご相談があります。この段階でむし歯と決める事は難しいですが、むし歯になりやすくなっている事には間違いありませんので受診をお勧めします。
Q2、乳歯のむし歯のリスクは何?
生後6カ月頃は寝返りが出来たり、ごろごろ転がったりと色んなものに興味が出てくるとても可愛い時期です。この頃になると、離乳食が始まっているので、水分補給や簡単なおやつせんべいなど少しづつ取り入れる様になります。今迄は母乳、ミルクだけだったのが、その他でも栄養を補う事になりますので、むし歯になるリスクは高くなります。この頃から歯ブラシをお口に当てたり、柔らかいおもちゃの安全な歯ブラシを持たせて、お口に興味を持たせてあげて、むし歯のリスクをなるべく下げてあげましょう。

〜1歳

Q1、甘いジュースやお菓子のあげかた
栄養の点から考えると、“清涼飲料水”のように糖分のみを多く含むものを与える必要ありません。糖分が多い飲み物、砂糖や果糖の代わりに人工甘味料を使っているジュースはむし歯の原因となります。おやつも同様です、糖分が多いおやつはむし歯のリスクが高くなります。
では、糖分が少ないジュース、おやつならたくさんあげてもむし歯にならないか?となると、それも違います、大切なのは、ダラダラあげない事です。決まった時間にあげると生活にもメリハリが出てきて体のサイクルも整ってくる事でしょう。
Q2、乳歯がむし歯になってしまった
乳歯のむし歯が進行すると、歯の根っこにまでむし歯菌が到達し、そこで膿となって溜まります。乳歯は、永久歯に比べて、酸に弱く、またエナメル質がうすく、やわらかいという特徴がありますので、むし歯を早期発見する為にも年に4回は検診をお受け下さい。
Q3、1歳の時にお口の成長で気を付けて観察する事は何?
この頃は手づかみ食べ期です。何でも手で食べて、手で掴んだ感触をそのままお口に入れます。
前歯でしっかりと噛んで、奥歯でつぶすという歯を使った咀嚼を覚えていくお口の成長でとても大切な時期ですので、噛んでモグモグしているか観察してあげて下さい。
Q4、離乳食とお口の成長
この頃は手づかみ食べ期です。何でも手で食べて、手で掴んだ感触をそのままお口に入れます。
前歯でしっかりと噛んで、奥歯でつぶすという歯を使った咀嚼を覚えていくお口の成長でとても大切な時期ですので、噛んでモグモグしているか観察してあげて下さい。

1歳〜

Q1、離乳食が終了したらお口と歯で気を付ける事は何?
離乳食を卒業しても、咀しゃく力や消化吸収力の面でもまだまだ発達の途中ですので大人と同じものを食べさせるのは難しいです。
少しづつ固形の物にチャレンジしていき、一緒に口を動かして「カミカミモグモグしようね♪」と楽しく食事の時間を過ごす事が大切です。しっかり噛んでから飲み込むということを知らせてあげて下さい。
Q2、口呼吸にならない子にするためには?
母乳を飲んでいる時期の赤ちゃんは鼻呼吸です。しかし、離乳食に切り替える事で、口の周りの筋肉が十分に発育していない場合、口呼吸に変化していくことがあり、それが癖になってしまう場合があります。
口で呼吸するとウイルスが入りやすかったり、口角が下がってしまったりと良い事はありません。早めに治してあげる事が大切です。

1歳〜3歳

乳歯のむし歯に気を付けましょう。乳歯は、永久歯に比べてやわらかく酸に弱いため、むし歯になりやすく、エナメル質や象牙質に厚みがなく、むし歯になると一気に進行してしまいます。下記はむし歯がどのような要因によって発生するか分かりやすくした模式図です。

4歳〜6歳

歯が萌え変わる時期です。個人差は1年ほどありますが早い子で4歳代から歯がグラグラし永久歯に萌え変わります。歯の萌え変わりの時期は歯磨きを痛がって嫌がる子は少なくありません。グラグラした歯の溝に食べかすがつまりむし歯になる事が多いです。歯の萌え変わり時期だからこそ、定期的に歯科医院でむし歯チェックとフッ素塗布をお勧めします。歯磨きのコツなどもお教えて致しますので、この時期は必ず受診をする事をお勧めします。

6歳以降

大切な歯、6歳臼歯!
6歳前後に乳歯の奥に最初に生えてくる永久歯を6歳臼歯(第1 大臼歯)と呼びます。やがて乳歯が抜け始め、この6歳臼歯が基準になって、順番に永久歯に代わっていきます。そのため6歳臼歯がむし歯になっていたりすると他の永久歯の歯並びや噛み合わせにまで影響します。それほど、6歳臼歯はとても大切な歯です。そして最もむし歯になりやすい歯でもあります。生えたばかりの歯は、歯の表面がやわらかく酸に侵されやすく、むし歯になりやすく、むし歯になりやすい理由はこの歯の生え方にあります。

6歳臼歯が顔をだしてからすっかり生え終わるまでには、約2年もかかります。また歯の噛み合わせの面にある溝が深く、汚れがつきやすい形になっています。しかも乳歯の奥に生えてくるので、保護者の方も子供自身も生え始めに気づかないこともあり、歯ブラシも 十分に届かないまま、何ヵ月かを過ごすことになります。まだまだ子供自身ではしっかりと磨けないこの時期は、甘いもののコントロールとともに、保護者の方が歯磨きをする事が重要です。また、もっとも酸に弱い生え始めに定期的にフッ素を塗ることは、この時期のむし歯予防に は非常に重要です。

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